肝ポン酢でいただく、カワハギのお造り
みよし寿司
(取材日:令和元年6月)
いてもたってもいられない。夏が近付くと、みよし寿司の「カワハギのお造り」を食べずにはいられないのだ。
箸で白身を2~3枚すくい、芽ネギともみじおろしをたっぷり乗せ、すだちを絞った肝ポン酢(肝を潰してポン酢に混ぜ込んだもの)にくぐらせる。そして、一気に口の中へ。さわやかな香り、跳ねるようなプリプリとした歯ごたえ、じんわり広がる深いうま味が口内を満たしていく。 続いては、肝。ねっとりとした濃厚な味わいがなんともたまらない。
「奈良にはうまいものなし」とは過去のこと。たとえ海から離れていようとも、一流の寿司職人の手にかかればなんのそのだ。新鮮な魚を見抜く目利き。繊細な包丁さばき。これぞ、生駒が誇る寿司職人の技。夏の旬をとくと堪能あれ。
みよし寿司 住所:生駒市谷田町882―2
電話:0743―74―2404