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【ちょっとMITEYO!】
「奈良の食べる飴 治道とまと」

 奈良をこよなく愛するコラムニストMが、奈良の「深~い魅力」を読者にお伝えしようと東奔西走する企画「ちょっとMITEYO!」。和菓子や伝統工芸、職人さんを訪ね歩きます。

奈良の食べる飴  治道とまと

(取材日:令和2年3月)

  野菜売り場の中でひときわ目立つ赤い色。一年を通して流通しているトマトは、甘みと酸味、旨みのバランスが絶妙な上、生でも加熱調理をしても美味しい万能選手。そのため食事としての領域を超え、お菓子やパン、お酒と色んなシーンで私たちを楽しませてくれています。
 和菓子においても、トマトを使ったお菓子は豊富にあります。羊羹(ようかん)、寒天ゼリー、最近の人気は、中玉の「ミディトマト」と白餡を組み合わせたトマト大福。トマトには、酸味があるので餡との相性はピッタリです。
 奈良、郡山に「治道とまと」と、いうブランドトマトが栽培されています。この「治道とまと」を使った飴があります。たかが飴? いえいえ幻の絶品飴です。私は、あまりのおいしさに、翌日も買いに走ったほどです。
 実はこの飴、らほつ饅頭で有名な祥楽さん(☎0120・074・574)の商品。常に美味しい物との出会いにアンテナを張り巡らし、情報収集をしていた社長さんが、長野県で出会った「飴」と「治道トマト」を融合させて誕生したとのこと。
 トマト果汁と塩味のバランスが良く、百年以上も受け継がれている「ひき飴製法」で作られた飴は、生地に空気を含ませるて作るので、サクサクと口の中で解けていくやみつきになる食感です。 この「ひき飴製法」、実はもう職人さんが日本でお一人。稀少すぎ! 正倉院文様をイメージした奈良色たっぷりのお洒落なパッケージも魅力的です。

  

祥楽
住所:生駒郡斑鳩町龍田2-2-11
URL:http://nara-shogaku.jp/
電話:0120-074-574

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