ミス・アース・ジャパン奈良県代表に選出
2019ミス・アース・ジャパン奈良県代表 高橋 真裕美さん
(取材日:平成31年5月)
世界4大ミスコンテストのひとつに挙げられる美の祭典「ミス・アース」の日本代表を決める「ミス・アース・ジャパン」の奈良県代表に、高橋真裕美さん(25)が選ばれた。奈良大会では約50人の応募者の中から8人のファイナリストが着物やドレス姿でアピールし、審査員と一般参加者による投票で代表が選出された。高橋さんは「支えてくれている人たちに褒めてもらえるよう、日本代表を目指したい」と世界を見据える。
「ミス・アース」の日本代表を決める「2019ミス・アース・ジャパン」への出場者を選出するための地方大会が、北海道や埼玉、福岡、沖縄など25カ所を超える地区で開催され、奈良大会は4月29日に奈良ロイヤルホテルを会場に開催された。全国大会は7月、世界大会は11月に予定されている。
「人前で歌うことが好き」という高橋さんは、趣味の一環でミュージカルやライブなどさまざまな活動に取り組んでいるが、「何か新しいことに挑戦したい」と考えていた。友人から今回のコンテスト出場を勧められて興味を持ち、「自分自身を評価してもらういい機会」と参加を決めた。
書類選考を通過した8人のファイナリストは、奈良大会本番までに専門の講師から歩き方や姿勢などのトレーニングを学び、練習に励んできた。高橋さんも「1カ月間、たくさん練習しました。先生や関係者の方々から自分の至らないところをご指摘いただきました。自宅での練習も重ね、意識して本番に挑みました」と語る。
奈良大会本番、着物姿で1分間のスピーチを行う場面で高橋さんは、「手は冷たく、手足が震えていますが、私はここに立っています。強がりで弱みを見せるのが苦手な自分ですが、周りの人たちが自分を理解して支えてくれています。そんなみんなへの感謝の思いと共に、心から強くなりたいと思ってここに立っています」とアピール。
またドレス姿を披露する場面では、審査員からの「一番大切にしていることや、心掛けていることは」との質問に対し「心を休める時間を作ることです。一日どんなことがあったとしても、その日の自分を受け入れて、褒めてあげる時間を大切にしています」と語り、他の出場者が着ていないプリンセスドレス姿を披露した。
審査員と一般参加者による投票で奈良代表を勝ち取った高橋さんは、2カ月後に迫る全国大会に向け、「旅行の予定をキャンセルして会場へ来てくれた両親、SNSでの励ましのメッセージや、仕事を早く切り上げて応援に駆けつけてくれた友人など多くの人に支えられて自分がある。自分の良さをもっと出せるように練習し、そんな人たちに褒めてもらえるようがんばりたい」と、笑顔を武器に次のステージへ挑む。
たかはし・まゆみ 身長165㌢。大阪府出身。25歳。園田学園女子大学人間健康学部卒業。看護師免許取得。ミュージカル出演経験あり。現在フリーカメラマンとしての活動も行っている。友人の薦めでミスアース奈良大会にエントリーしグランプリを獲得。インスタグラムアカウント= @usagiphoto.ualo